目標を達成することが欲を満たすことではなく、目標を追いかけている状態やそれによってもたらされている激情→欲を満たしていると感じる人もいて、
そういう人が目標を達成してしまうと途端に追いかけていた対象に興味が無くなる、激情がなくなり自分が燃え尽きてしまうのを本能的に理解していて、
それが怖いから目標を達成することで得られる安定ではなく不安定な方向や険しい選択を選びがち、みたいなのを最近何度か見たんですけど、
流川に認めてもらいたい、認めさせてやる!って意気込んでいる花道だけど、流川が急激にこっちを振り向いたり自分を認めてしまったらと本能的にマズいと感じる(バスケに対する意欲、すなわち自分にとっての生き甲斐が消えるのではないかという恐れ)、
「おめーはオレにとって一生ヤなやつでいてくれ」と流川に言う花道と、
その本意を理解して花道にとって嫌なやつで居続けるしそれが出来る流川というのが、もしかすると好き合っている、愛し合っている、名前のある関係性よりも究極の愛なのでは?と思ったのですが、
それって原作では?ってなって崩れ落ちた。
#真面目